今回のクライアント様は、ご自身の無意識のブロックや、どうしても繰り返してしまう思考の癖の根本原因を紐解き、浄化していく深いセッションとなりました。
私たちの心や魂には、今世の幼少期のトラウマだけでなく、過去世からの思い込みが「重り」として残っていることがよくあります。今回は、それらを一つずつ丁寧に読み解き、解放していきました。
1. 16歳当時の記憶:「自分の感情」と「他人の感情」の境界線
まずハートの奥にアクセスして見えてきたのは、16歳の頃のクライアント様の姿でした。 当時の彼女は、周囲の環境や当時のパートナーに強くコントロールされており、「自分が何をしたいのかわからない」という状態に陥っていました。
これは、HSP(繊細で共感性が高い)気質により、無意識に「他人の感情や、周囲の集団心理(振り子のようなエネルギー)」に飲み込まれてしまっていたことが原因でした。 ここに溜まっていたヘドロのような重いエネルギーと、当時のネガティブな繋がりをしっかりと浄化し、切り離すヒーリングを行いました。
2. 海で亡くなった女性の過去世:「孤独への恐れ」
次に浮かび上がってきたのは、海で泳ぐのが大好きだった女性の過去世です。 彼女は若くして海で命を落としてしまい、帰りを待っていた母親に対して「待たせてしまった、孤独にさせてしまった」という強い後悔を抱えていました。
クライアント様ご自身も、「今でも海が大好きでよく見ている」とのことでしたが、この過去世の影響により、現在の心の中にも「孤独になるのが怖い」「誰かを孤独にさせるのも嫌だ」という強い恐れが残っていました。この時の深い心残りや恐れも、ヒーリングで優しく手放していきました。
3. 結婚式当日に亡くなった女性の過去世:「残していく罪悪感」
さらに深く見ていくと、時代的に先ほどと近い過去世で、金髪の若い女性の姿が見えました。 彼女は重い病を抱えながら無理をしてウェディングドレスを着て結婚式に出ましたが、そのまま亡くなってしまいます。ここでもやはり、「結婚してくれた夫を残していく罪悪感(孤独にさせてしまうことへの後悔)」を強く握りしめていました。
これらの「短命で終わってしまった」「大切な人を残してしまった」という過去世の記憶が、クライアント様の魂の深い部分に影響を与えていました。
4. ハートの底にある「重り」と、傷つかないための「予防線」
さらに深くハートの底へ進むと、大きなコンクリートの栓のようなものがあり、その中に重たいエネルギーが保管されていました。 なぜこんなに重い感情を持っているのかを聞いてみると、「軽やかに生きると短命で終わってしまう(過去世のトラウマ)から、人間らしい重たい感情を『重り』にして地球に這いつくばって生きるため」だと言うのです。
そしてここが、今回のセッションの最大のポイントでした。
幼少期の傷を癒そうとすると、小さな頃のクライアント様が「この傷を持っていれば、これ以上傷つかないから癒したくない!」と拒否してきたのです。 過去の痛みを「基準」にしておけば、次に何かあっても「あの時よりはマシ」と自分を納得させられる。一種の安全地帯(予防線)として、あえて傷を残そうとしていました。
これをお伝えすると、クライアント様もハッとされて、こうおっしゃいました。
クライアント様: 「実は、思い返せば本当によくやってしまっています。自分が傷つく前に、無意識に『予防線』を張って、わざと自分から傷つくようなことを言ってしまったり……。そうすれば、ダメージが浅くて済むと思い込んでいました」
「先に予防線を張って自分を傷つける」という言葉の癖(言霊)が、結果的に「自分が傷つく現実」を引き寄せてしまっていたのです。
「もう今のあなたは、安心で安全な楽しい人生を自分で選んでいけるから、この重りや傷は必要ないよ」と説得し、天使や高次の存在たちのサポートも借りて、この思い込みと傷を完全に浄化しました。
5. 制限を外した先にある「本当の未来のビジョン」
不要な重りやブロックが外れ、チャクラが美しく整った後、未来の次元にアクセスしました。 そこに見えたのは、地中海のナポリのような美しい海が見える高いテラス席で、素敵な服を着て、心からの充実感とともに夕日を眺めているクライアント様の姿でした。 気の置けないビジネスパートナーのような仲間と、深く豊かな関係を築きながら、自由にやりたいことをやっている未来です。
クライアント様は「平和で安全な日常があれば、多くは望まない」と控えめに設定してしまっていましたが、魂の本当の望みは「もっと自由で、もっと豊かに人生を謳歌すること」でした。
クライアント様は直感で言葉を受け取る能力(リーディング能力)がすでに開花しており、ご家族の相談などでも的確なアドバイスをされて現実を好転させていらっしゃいます。 「私なんかが多くを望んではいけない」「重い負荷をかけて生きるべきだ」という勘違い(魂のズルではないかという恐れ)を手放したことで、これからはさらにご自身の直感を信じ、軽やかに活動の幅を広げていかれることと思います。
【ヒーリングを終えて】 私たちが過去世の重い記憶やトラウマを手放すのは、「ズル」ではありません。地球の波動が上がり、魂が進化していくために、不要な重りを下ろして軽やかに生きることは、むしろ今世での大切なプロセスです。
「いつも予防線を張ってしまう」「なぜか孤独が怖い」という方は、もしかすると魂の奥に古い記憶の重りを抱えているのかもしれません。 ハートの奥をクリアにすることで、本来のあなたの輝きと、本当に望む未来のビジョンが動き出します。

