よくセッションでも、「なにもしなくても良い時でも、リラックス出来ません」とか「ずっと考え事してしまいます」と言う方がいます。
めっちゃわかります。
いまでこそ、頭が忙しいな~と気づけるようになりましたが、昔はずっと考え事。
どちらかというと、「何かしていないといけない感」が奥底にある感じでした。
私の場合、ここから解放されたきっかけが実は夢でした。寝てるとき見る夢。
『なーんか、何もしなくていい時間もそわそわするな~』って思っていたんですね。
『これ、なんでだろ??』と何度か疑問に思ったある日の夜
電車にのって、ピアノのコンクールに向けて出発する夢をみたんです。
懐かしいな~と目が覚めてから思った時に( ゚д゚)ハッ!と気が付いたんです。
年長から中学生までピアノを習っていて、私は「エリーゼのために」が弾ければよかったんですけど、ならいにいっていたのは厳しく音大なんかに生徒を送るような先生のところ。
楽しく弾く
ではなく、いかに伝統的で人に認められる音色になるか
の世界で、暇さえあればピアノ。
ベテランの先生はさ、「こいつぜんぜん練習してこなかったな!」ってわかるんですよね。練習量足りないって。そりゃわかるわな。
母親も厳しかったから、相当練習してたわけです。(なのに、今はピアノを弾く技術をすべて忘れているから、不思議よ。。)
で、( ゚д゚)ハッ!としたのはこの「時間があったら、練習しなきゃいけない」「じゃないと怒られる」とビクビクしていた自分がいたことに気が付いたんです。
これ、厳しい先生のもととか、厳しい親のもとなにかに取り組んできた方は、結構あるあるの思考じゃないですか???
私、ピアノの夢と同じくらい大学受験をしている夢も良くみてたんですね。
これも同じ。一浪したから後がなくて本当に、冷や冷やしながら過ごしてるの。現役の時は「いぇーい、どっかうかるっしょー!」と能天気に生きていたため、全て落ちるという恐怖も再受験時にはくるわけ。
何をしても、準備万端な感じがしないってやつ?
これが、大人になって「何かを成し遂げるには、ストレスを感じるほど努力しなくてはいけない」って思考に育ってたんですね。
これを読んだ人の中に「そりゃそうだろ!」って思う人もいると思います。
でもさ、人生っていろんな方法で経験はつめるし、同じことを成し遂げようとする過程は努力にストレスを伴う必要もないし、もっと楽々叶ってもいいわけ。
「こうでなければならない」は、どんどん捨てていくと、それ以外の道がみえるから。
とまぁ、当時のトラウマを解消して、思考を消したら「何か」に向かっていた気持ちが他の楽しみも選択しだした感があったので、みなさんもお試しください。
思考の消し方は、豊かさを引き寄せる目覚めのワークショップ でお伝えしていますよ~。次回は7/2です!